こんにちは、MIYUです。
社会人になって会食でワインを飲むことが増えたんだけど、この際しっかり勉強しようかな。初心者の私におすすめの本とか教材ありますか?
こんな疑問にお答えします。
✅本記事の内容
・ワイン初心者におススメの本
・超基礎!ワインの種類まとめ
遺伝的にお酒弱いのでワインもあまり飲めません。
しかし、だからこそ興味や知識欲が湧いて独学で勉強しています。
ソムリエがいるワインバルでバイト始めるくらいハマってます。
ワイン初心者の私から、「ワインの勉強してみたいな~」という人の背中を押すきっかけになればと思います。
ワインを勉強するメリット
大きくは3つメリット上げてみました。
①:会食の席で役に立つ
②:プレゼント選びで困らない
③:一目置かれる=モテる
それぞれ説明します。
①:会食の席で役に立つ
会食の席でワインをセレクトするときに、知識があると便利です。
例えば、
・食前酒は重たくない白ワインかスパークリング
・ちょっとお祝いごとならシャンパンやロゼワイン
こんな風に基礎だけ知っていても使えますし、相手先の方がワイン好きなら話題に入りやすくなります。
②:プレゼント選びで困らない
仕事やプライベートで、大人のプレゼントといえばワインは定番中の定番です。
相手の事を考えて選んだものは、きっと相手にも喜んでもらえるはず。
・好きな種類
・誕生年のワイン
・おしゃれなラベル
・ワインの名前の意味
そんなことを考えながら選ぶと、自分も楽しくなりますよね。
③:一目置かれる=モテる
ごめんなさい。
モテる!とは言い切れないです。
でも一目置かれることは間違いないです!
しかも本物のワイン通は一流の人が多いのでハイステイタスな男性を狙っているなら知識は必須です。
これを読んでいるのが男性でも同じです。
ワインは宝石や金のように資産価値があるので、昔から富裕層はワインをコレクションします。
自分で高いワインを飲むのは難しくても、知識を知っているだけで高いワインをご馳走してくれる人が現れる確率は上がります!
味を覚えるよりまずは知識
ワインの勉強方法はどちらがいいと思いますか?
B:知識を得てから飲んでみる
お酒が弱くて飲めない人もワインの知識があると有利
私のような下戸でもワインの知識があると有利だなと感じます。
自分が飲まなくても、相手が飲むならプレゼントできます。
知識があれば、話題に置いていかれることもありません。
ワイン通の人のうんちくを聞くのも楽しいです。
飲めない人は、飲みの席で「引け目」を感じることもあると思いますが、
ワインの知識があれば飲めなくてもその場を楽しむことが出来ますよ。
ワイン初心者におススメの教材
いきなりスクールや高い教材で学ぶよりまずは手軽な本から知識を学びましょう。
●独学で1から学ぶならこちらがおすすめ
●ビジネスでも使えるワインの教養を学ぶならこちら
超基礎!ワインについて
ここで、ワインの世界に入ろうとしている人に
超基礎的!
でも意外と知らないワインの種類と造り方についてサラッと教えます!
意外とワインに限らず、”お酒”がどのように作られているのか知らない人も多いので、それだけ知っているだけでも社会人として有利です。
ワインの起源
ワインの起源は紀元前。
・紀元前4000年ごろ:エジプトの壁画にワイン作りが描かれる。
・紀元前1500年ごろ:ヨーロッパ中心に広がる
知名度が上がったのは、キリスト教のおかげ
一気にワインが重要視されるようになったのはキリスト教の教えからです。
イエス・キリストがワインを自分の血だと表現したことから、ワインは「キリストの血」として神聖な飲み物になりました。
では世に出回る王道の4種類をご紹介します。
①赤ワイン
(収穫)黒ぶどうを使う。
→(粉砕・除梗)軸を取り除き、身をつぶす。
→(発酵)つぶしたぶどうを果皮や種ごとタンクに入れ、酵母の働きによって発酵させる。
→(圧搾)発酵の終わったジュースを圧搾し、果皮と種を取り除く。
→(熟成)樽またはタンクに移し、熟成させる。期間はまちまちだが、3ケ月~2年程度。
→(瓶詰め)ろ過したワインを瓶に詰める。飲み頃になるまで、瓶の中でワインはさらに熟成を続ける。
※ブドウ果汁に含まれる糖分がアルコールに変わる。
※果皮からは、赤い色素のアントシアニンが出る。
※種からは、渋みの成分であるタンニンが出る。
②白ワイン
(収穫)白ぶどうを使う。
→(圧搾)圧搾機にかけ、ジュースだけを取り出す。
→(発酵)酵母によって発酵させる。
→(熟成)またはタンクに移し熟成させる。期間はまちまちだが3ケ月~1年程度。
→(瓶詰め)ろ過したワインを瓶に詰める。瓶の中でも熟成は進む。
※途中で発酵を止めると甘口のワインになり、完全に発行させると辛口になる。
③ロゼワイン
ロゼワインの製法は主に4つの方法があります。
- 赤ワインと同様に造る途中、ジュースがわずかに色づいたら、ジュースのみを取り出し、さらに発酵させる。
- 黒ぶどうを強めに圧搾し、ジュースを絞って白ワインのように造る。圧搾の段階で色素が残るので、淡いピンク色のワインができる。
- 赤ワインと白ワインをブレンドする。ロゼシャンパンにだけ許される造り方。
- 黒と白のぶどうを混ぜて赤ワインと同じように造る。
④スパークリングワイン
(ブレンド)定められた規定内で異なる畑、収穫年の白ワインをブレンドする。
→(発酵・熟成)瓶に詰め糖分と酵母を加え、瓶内で発酵させる。この時に出る泡を閉じ込め、これがスパークリングワインの泡になる。
→(澱引き)酵母の死骸などの澱を瓶の中に集め、取り除く。
→(調整)甘いリキュールを加え、甘さを調節。この時加える量により、甘辛ぐあいが決まる。
※発泡酒ワインのことで、『シャンパン』はシャンパーニュ地方で造られたものだけの名前。
※フランスのそれ以外の地域のモノは『ヴァン・ムスー』、イタリアでは『スプマンテ』、ドイツでは『ゼクト』、スペインでは『エスプモーソ』などと言います。
その他のワイン(おまけ)
覚えなくていいけど、“聞いたことある”くらいは知っておいて損はないワイン4種。
フォーティファイド・ワイン
ワインの醸造過程や、醸造後にブランデーを加えて造るワイン。
スペインの『シェリー』やポルトガルの『ポート』『マディラ』、イタリアの『マルサラ酒』などがあります。
貴腐ワイン
特殊なカビの作用により、ぶどうの水分が蒸発し、糖分が濃縮されたとろりとした極甘口のワイン。
一定の気象条件の元でしか造れない、希少なワイン。
フレーヴァード・ワイン
ワインにスパイスや香草、果汁、はちみつで香りや味をつけたもの。
イタリアの『ヴェルモット』や『カンパリ』などの様々な種類がある。
アイスヴァイン
ドイツの寒冷地で造られる、凍ったぶどうを使ったワイン。ぶどうが凍ったまま摘み取り、圧搾すると、糖度が高い果汁がとれるので、甘みが強いワインができる。
貴腐ワインに次ぐ、高級品。
飲みたくなってきた人へ
超基礎を改めて勉強するだけで、興味が湧いてきますよね。
知識と実体験が一番勉強になります。
ぜひワインを飲むときはこちらを感じながらワインを楽しんでください。
・口当たり:ライト、ミディアム、フルボディ
・味:甘口、辛口、酸味
・色:濃い、薄い
・香り:アロマ
まずは手軽なワインから試してみる
ワインもピンキリなので、どれを選んだらいいか迷うと思います。
でも決して「高いワイン」じゃないとダメと言うことはありません。
ワインは楽しむものなので、値段よりこちらを意識してみましょう。
・食事用:メイン料理と合わせる
・プレゼント用:ラベルのデザイン、名前の意味
・ワインの事:どんな地域で育ったものか、生産者の思い
このあたりを基準にしてみてください。
知れば知るほど飲みたくなる!
そしてまた知りたくなる!
ぜひワインの世界を楽しんでください。
ではまた!