こんにちは!
鍼灸師×ブロガーのMIYUです!
最近こんなお悩みないですか?
・妻からイビキがひどいと言われる
・私って睡眠時無呼吸症候群かも…
自分がなっているかもしれない病気について知っておきたい。
そんな方のために、本記事では、睡眠時無呼吸症候群について、症状や原因、治療法などを解説します。
この記事は鍼灸師の筆者が、できるだけ信憑性の高い医療記事から情報を集め、医療用語をかみ砕いてわかりやすくまとめたものです。
詳細については参照元リンクをご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が10秒以上停止する状態をいいます。
主な症状として、ほとんどの方は大きないびきを伴います。
さらに症状が悪化すると、1時間あたり5回以上無呼吸や低呼吸が発生し、睡眠の妨げになるため、日常生活に支障をきたしてしまいます。
「自覚はないけど、妻や家族に言われて気づいた」という方も多いのではないでしょうか?
本章では、そんな睡眠時無呼吸症候群について、原因やどんな症状があるのか、なりやすい人の特徴を説明します。
原因
最も多い原因は、「閉塞型」タイプと言われています。
通常、あお向けで寝ていても鼻や口から入ってきた空気はスムーズに、喉→気管→気管支→肺に入っていきます。
しかし、肥満の人は、あお向け姿勢になると舌の重みで気道をつぶしてしまうことがあります。
そうなった狭い気道を、空気が出入りするときの音が「いびき」となって現れると言われています。
閉塞型タイプより稀ですが、脳、神経、心臓の病気が原因で起こる「中枢型」タイプもあります。
参考:睡眠時無呼吸症候群|千葉大学大学院医学研究院 呼吸器内科学
症状
無呼吸症候群の主な症状は以下の通りです。
・胸やけ、夜尿
・睡眠中に何度も目が覚める
・起床時の頭痛やだるさ
・起床時の口の渇き
その他、不眠症状が続くとうつ状態や、幻覚、性機能障害などを起こすこともあるようです。
また、家族や周囲からいびきがうるさいと指摘され、気づくことも多いでしょう。
心配な方は早めに、お近くの専門医を受診しましょう。
関連記事:【3分解説】イビキは治る?原因と治療法をまとめて紹介
なりやすい人の特徴
次の項目に当てはまる人は無呼吸症候群になりやすいです。
「最近、急激に太っちゃった」という方も疑わしいので、少し気にしてみましょう。
治療法
このサイトを読んでいる方は、「治療法はあるのか?」「何とかして治したい」と思い悩み、さまざまな方法を探している方もいるでしょう。
まずは病院でしっかり診察を受けることをおすすめします。
本章では、そのあとに、どんな治療法で改善をめざすのかイメージするために、治療法を3つご紹介します。
1. 減量
痩せるために体重管理を行います。
肥満が原因で症状があらわれている人なら、体重管理をして減量することが治療の方針になります。
しかし、すぐに痩せられるわけではないので長期的に取り組む必要があります。
2. マウスピース
寝ているときに喉が狭くならないようにするために、マウスピースを装着します。
歯科口腔外科で簡単に作れるので、早めの効果と対策が期待できます。
3. 手術
手術で狭くなる喉の一部組織を切り取ってしまう方法もあります。
物理的に喉を広くするので、効果は期待できますが、患者さんには大きな負担になります。
緊急性・即効性を求める状況であれば行うこともすすめられます。
おうちで試せるセルフケアグッズ
ここまで説明を読んで、「病院に行くのが怖い」「病院に通う時間がない」という方もいるでしょう。
ご家族であれば、「手軽にいびきを減らしてくれるグッズから試したい」という方もいますよね。
そんな方におすすめのグッズが、抱き枕です。
横向き姿勢であれば、喉がつぶされて狭くなることはありません。
横向きでは眠れないという方も、心地よい抱き枕であれば不快感は薄れ、安眠できるようになるでしょう。
YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)|公式サイト
まとめ|気づいたら早めに医療機関を受診しよう
睡眠時無呼吸症候群は、放っておくと大事につながる病気です。
もしもの事態になる前に、早めに病院を受診することをおすすめします。
病院に行かずに自分でなんとか対策をしたい方は、抱き枕を利用してみましょう。
ぐっすり眠れるようになるのを祈っています。
●参考サイト:睡眠時無呼吸症候群|千葉大学大学院医学研究院 呼吸器内科学
睡眠時無呼吸症候群|一般社団法人 日本呼吸器学会