こんにちは!
鍼灸師ブロガーのMIYUです!
最近こんなお悩みないですか?
・家族からイビキがうるさいと言われた
・自分のいびきでパートナーと喧嘩になった
私のイビキは異常なの?
そんな不安を解消します。
本記事では、無自覚のうちに周りや生活に悪影響を及ぼし兼ねないイビキについて知るため、いびきについての症状や原因、治す方法などを解説します。
この記事は鍼灸師の筆者が、できるだけ信憑性の高い医療記事から情報を集め、医療用語をかみ砕いてわかりやすくまとめたものです。
詳細については参照元リンクをご覧ください。
いびきとは?
いびきとは、睡眠時に空気の通り道である上気道(のど)が振動して出る音のことです。
SAS対策支援センターによると日本で「いびき」をかく人は約2000万人いるとされ、そのうちの約6割が中高年の男性と推定されています。
本章では、そんないびきの原因や症状、いびきに隠れた病気について説明します。
いびきの原因
眠ってしまうと、のどを支えている筋肉がゆるむため咽頭が狭くなります。
さらに次の要因が加わるといびきを発生しやすくなると言われています。
意外と心当たりある方は、多いのではないでしょうか?
次に、いびきの症状を見ていきましょう。
いびきの症状
いびきをかいて寝ている人は、一見「良く寝ている」ようでも、実はそうではありません。
いびきをかく人は、睡眠の質が悪いため、睡眠不足になっています。
・日中の眠気
・睡眠中に何度も目が覚める
・朝起きた時の、頭痛やだるさ
・集中力が続かない
・気分がすぐれず、うつ傾向
慢性的な睡眠不足は、生活に支障をきたしたり、過度な眠気による事故に繋がる危険性もあるので注意が必要です。
いびきの病気
いびきに隠れている病気には、睡眠時無呼吸症候群といわれるものがあります。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が10秒以上停止する状態で、1時間あたり5回以上無呼吸や低呼吸が発生すると言われています。
しかし、息が止まったことを眠っている本人は気が付かないため、放っておくと命の危険にも繋がる怖い病気です。
心配な方は早めに、お近くの専門医を受診することをおすすめします。
いびきの治し方
軽度ないびきであれば自分で対策をすることも可能です。
しかし、「ちょっと病的かも」と心配な方は、まずは病院でしっかり診察を受け、自分に合った治療法を知ることをおすすめします。
本章では、どんな治療法があるのか知っておきたいという方のために、いびきの治療法を一部ご紹介します。
病院の治療
減量
痩せるために体重管理を行います。
肥満が原因で症状があらわれている人なら、体重管理をして減量することが治療の方針になります。
アルコールを飲まれる方なら、飲酒と減量を同時に行っていきます。
すぐに痩せられるわけではないので、長期的に取り組む必要があります。
マウスピース
寝ているときに喉が狭くならないようにするために、マウスピースを装着します。
わずかに舌根を引き上げることができるので、気道を広く保つ効果に繋がります。
マウスピースは市販のものもありますが、自分の口に合わなければ、寝ているときに外れてしまうこともあります。
万が一のトラブル防止や、しっかりと効果を得たいのであれば、歯科口腔外科でオーダーメイドのものを作ってもらうことをおすすめします。
手術
手術で狭くなる喉の一部組織を切り取ってしまう方法です。
物理的に喉を広くするので、確実な効果を期待できますが、患者さんには大きな負担になります。
緊急性・即効性を求める状況であれば行うこともすすめられます。
セルフケアグッズ
いびきが軽い場合は、横向きで寝るといびきをかきにくくなると言われています。
「手軽にいびきを減らしてくれるグッズから試したい」という方は、抱き枕がおすすめです。
横向きでは眠れないという方も、心地よい抱き枕であれば不快感は薄れ、安眠できるようになるでしょう。
「パートナーのいびきがうるさくて眠れない」とお悩みの方も、お揃いで購入しプレゼントすれば、相手の睡眠の質を上げつつ、自分の睡眠も守れて、一石二鳥を狙えますよ。
YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)|公式サイト
いびきに関するQ&A
いびきに関してよくある質問を説明します。
Q:何科を受診するべき?
・症状がいびきだけの場合→耳鼻咽喉科
・肥満で睡眠時無呼吸の場合→呼吸器科
病院によっては「いびき外来」や「無呼吸外来」といった専門の科がある場合もあるので探してみましょう。
Q:パートナーのいびきがうるさくて眠れません
パートナーのいびきで眠れないと悩んでいる方も大変ですよね。
寝不足になると仕事に影響したり、イライラして仲が悪くなっては元もこもありません。
可能であれば別室で寝ることが得策です。
しかし、別室が無理な場合や、「今すぐ何とかしたい!」という方は、耳栓から対策してみましょう。
まとめ:いびきを治して、生活と睡眠のQOLをあげよう!
睡眠時無呼吸症候群は、放っておくと大事につながる病気です。
もしもの事態になる前に、早めに病院を受診することをおすすめします。
病院に行かずに自分でなんとか対策をしたい方は、抱き枕を利用してみましょう。
ぐっすり眠れるようになるのを祈っています。ではまた!
●参考サイト:
睡眠時無呼吸症候群|千葉大学大学院医学研究院 呼吸器内科学
睡眠時無呼吸症候群|一般社団法人 日本呼吸器学会
呼吸器Q&A|一般社団法人 呼吸器学会